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ミステリ&コミック中心のオンライン古書店「黒猫亭」からのお知らせと、店主&番頭による雑記など。
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皆様にはいつもご利用ありがとうございます。黒猫亭の店主です。
当ブログの管理は、普段は番頭さん(夫)に任せているため、あまり顔を出すことがなくてすみません。

さて、本日で黒猫亭は3周年を迎えます。
ネットの片隅で細々と営業している小さなお店ですが、なんとかここまでやって来られたのは、何をおいても皆様のお陰です。

どうもありがとうございます!

これからも夫婦ともども頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。m(_ _)m

ps:今月いっぱいまで謝恩セールを開催しております。詳細はこのひとつ前のエントリーを参照いただけますと幸いです。


※2008年元日より、ブログをこちらに移行しております。
 これまではここも並行して更新しておりましたが、今月いっぱいで更新を停止いたしますので、ブックマークいただいている皆さまにはお手数ですが、折を見ての変更をお願いいたします。
 なお、当ブログの完全閉鎖は今少し先にする予定です。
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いつもご利用ありがとうございます。
黒猫亭は、今月28日で 3周年 を迎えます!
つきましては、今年も恒例謝恩セールを開催したいと思います。

 セール期間:3/22(土)~3/31(月)

上記期間中、計500円以上お買いあげのお客さまには、商品代金を10%割引させていただきます(*1)。
さらに、計3,000円以上お買いあげのお客さまには、冊数・重量に関わらず送料を無料とさせていただきます(*2)。

なお、システムの都合で受注確認メール(*3)には割引前価格が記載されますので、のちほどあらためて修正した明細をメールでお知らせいたします。

*1 商品名に★が付いているものはセール対象外です。主にセット本です。
*2 通常は5,000円以上無料とさせていただいております。
*3 商品受注時に、カートがお客様に自動送信する確認メールです。

カートが復旧したようです。
ご迷惑をおかけしました。

今回、以下の11タイトルをカートに追加しました。

●海外ミステリ・新書
007/赤い刺青の男/レイモンド・ベンスン
007/ファクト・オブ・デス/レイモンド・ベンスン
007/ハイタイム・トゥ・キル/レイモンド・ベンスン

●海外ミステリ・文庫
黄金の銃をもつ男/イアン・フレミング
ハンターにまかせろ/エリック・ソーター
夜の冒険者たち/ジャック・フィニイ

●少年コミック
怪人二十面相(全2)/藤子不二雄A(江戸川乱歩・原作)
火の鳥(1-10、13-16の14冊セット)/手塚治虫

●少女コミック
あかね雲(全3)/里中満智子
アップルマーチ(全2)/里中満智子
フラワー=デストロイヤー/那州雪絵


※今年からブログをこちらに移行しています。
 当面はここも並行して更新しますが、適当なタイミングで完全移行(当ブログは閉鎖)します。
 ご協力をお願いします。
カートを借りている「おちゃのこネット」のトラブル(ミス?)で、現在、カートが見られない状態になっています。
すでに復旧は終わり、反映待ちらしいのですが、いつ表示されるかというのはページ毎に異なるようです。
お客様にはご迷惑をおかけします。

たぶん今日中には復活するんじゃないかと思いますが…。

ども。番頭です。

Yahoo!ニュース :英国人の4人に1人がチャーチルは架空の人物=6割がホームズは実在
【ロンドン4日AFP=時事】4日明らかにされた英国のテレビ局の調査で、同国民の約4分の1がウィンストン・チャーチル元首相を架空の人物だと考え、シャーロック・ホームズを実存の人物だと信じている人が約6割に達していることが分かった。

多少はシャレの回答もあると考えたとしても、すごい数字ですね。

日本の場合はどうなんでしょう?
そもそも架空の存在のうち、半数以上の人が実在の人物と考えているような名前って思い浮かびます?
金田一耕助が実在の人物だと思っている人はどれくらいの割合いるんだろう…。3、4割はいくのかな?
明智小五郎&少年探偵団は、さすがにリアリティないか。

逆に宮本武蔵なんかは、『バカボンド』で若年層にも認知されるようになったし、今どき架空の存在と思っている人はあまりいなさそうな気がする(エピソードはほとんどが虚構であるにしても)。
じゃあ、柳生十兵衛は?
あ。水戸黄門はフィクションと思っている人が多そうですね。鬼平なんかも。

番頭です。今回は逆の意味でオススメな作品を紹介します。

図書館で関口苑生『江戸川乱歩賞と日本のミステリー』(マガジンハウス)を借りてきて、既読の作品を中心に読んでいるのですが、鳥井加南子『天女の末裔』がけちょんけちょんな評価を受けています。

天女の末裔
●江戸川乱歩賞と日本のミステリー
ともあれ、岡嶋二人と高橋克彦という協力(ママ)な新人作家が誕生したことで、江戸川乱歩賞はさらなる注目を浴びることになったのは疑いない。だが、それの束の間、翌昭和五十九年(一九八四)の受賞作は、これまでの歴史の中で最低の作品が受賞することになる。(p250)

上記部分は、次章への引きに使われている一文なんですが、こんなこと言われると期待が膨らみますね(笑)。

●同上
今だから言うが、この作品が受賞するとはわれわれ予選委員六人は誰ひとりとして思ってもいなかった(p254)

●同上
つまりは、これほどその後の成長がなかった乱歩賞作家は、この人物が初めてだったのである。(p259)

私もこの作品は読んでいるのですが、もう20年くらい前になるし、はっきりいって内容はまったく覚えていません。記憶に残っているもの皆無。
よって本当にダメダメな作品かどうか、私自身は断定しかねるのですが、『江戸川乱歩賞と日本のミステリー』に描かれている選考過程の描写、本人の受賞の辞を読む限りは、関口苑生の言葉どおりに受け取っても良さそうです。

というわけで、怖いもの見たさとか、反面教師とかいった意味で手に取ってみてはいかがでしょう。
ちなみに同書は当店でも扱っておりましたが、今は売れてしまいました。ごめんなさい。


※2008年より、ブログをこちらに移行します。
 当面はここも並行して更新しますが、適当なタイミングで完全移行(当ブログは閉鎖)します。
 ご協力をお願いします。
番頭です。

店主ともども、確定申告の準備などに追われています。
待機中の本もいくらかあるのですが、そんなわけでカートに登録できるのは来月くらいになるかと思います。
更新の間が開いてしまって申し訳ありません。

関係ないですが、最近、ディーヴァーのライムものにハマッています。
そういえば古書ではあまり見かけませんね。
部数は出てるはずなので、手放す人が少ないのかなあ…。
番頭です。今日も寒いですね。

大手取次の日販が出している『新刊展望』、よく本屋さんのレジ横に置いてあるアレですが、今回の特集は「警察小説がおもしろい!」。

新刊展望0802

ここ数年の警察小説ブームには、私も乗っかってかなり読みました。火付け役の横山秀夫はお休みしていますが、その間も勢いは衰えることなく今に至ります。
とはいっても去年あたりがひとつのピークで、年内には終息に向かうと個人的には予測していますが…。

ともあれ、これから警察小説を読んでみようという人、そこそこ読んできた人にも楽しめる特集ですので、見かけたらゲットしてみてはいかがでしょう。
『コンピューター検索局』その他の作品で有名なエドワード・D・ホック(ホウク)が、1/17に亡くなったそうです。享年77才。

意外と地味ながら、海外ミステリアンソロジーが編まれる際にはよく顔を出す人なので、何かしら作品を読んだ人は多いでしょう。
ぼくは、ポケミスの『密室殺人傑作選』に収録の『長い墜落』(現在は創元の『サム・ホーソーンの事件簿I』にも収録)を読んだのが確か最初。

ご冥福をお祈りします。
番頭です。

2008年 本屋大賞 のノミネート作品が決まりました。
すでに多くのブログ、サイトで取り上げられていますが。

『赤朽葉家の伝説』 桜庭一樹(東京創元社)
『悪人』 吉田修一(朝日新聞社)
『有頂天家族』 森見登美彦(幻冬舎)
『映画篇』 金城一紀(集英社)
『カシオペアの丘で』 重松清(講談社)
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎(新潮社)
『サクリファイス』 近藤史恵(新潮社)
『鹿男あをによし』 万城目学(幻冬舎)
『八日目の蝉』 角田光代(中央公論新社)
『私の男』 桜庭一樹(文藝春秋)

サンプル数が増えれば増えるほど最大公約数から目新しさは薄れていく道理で、今回も特に目を惹くタイトルはないかな。

これで1位になると次回直木賞では嫌われる、なんてことにはならないのかな?


※2008年元日より、ブログをこちらに移行します。
 当面はここも並行して更新しますが、適当なタイミングで完全移行(当ブログは閉鎖)します。
 ご協力をお願いします。
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