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ミステリ&コミック中心のオンライン古書店「黒猫亭」からのお知らせと、店主&番頭による雑記など。
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いつぞやの深夜、'76年に公開されたミステリ映画「名探偵登場」をレンタルで観て、大昔のパロディちっくな海外映画に興味を示した。んじゃ次は、'67年に公開された「カジノロワイヤル」だ(これはボンドシリーズのパロディ映画)ってんで借りてきたはいいけれど、こちらは思ったよりも楽しめずリタイア。本家を観てからじゃないと楽しめないと言う番頭の言は正しかったようである。

ボンドシリーズはまともに観ていない私。だが本家を観ろと言われてもイマイチ気がすすまない、なぜってどうにも苦手なのですよボンドシリーズは。妙に麗々しい雰囲気なのにストーリーは至ってベタ、敵方の美女とよろしくやりつつ、まことスムーズにストーリーが展開、あれよあれよという間にボンド君は事件を解決する。ねえ、これのどこが面白いのと問うも、どうやらそれがイイらしい。ちなみに番頭を始めとし、飲み屋で遭遇するおじさん達もすべからくボンドさんが好きなようで、ボンド話になると異様な盛り上がりを見せる。はいはい、私はまだお子ちゃまなので、ボンドの良さがわかんないんですよ。大人になれば「気取ってて嫌味っぽい」じゃなくて「スタイリッシュでカッコイイ」とでもなるんでしょ。

だが最近、このシリーズに原作があることを知り(冒険小説は不勉強な店主)、番頭曰く「映画とは違った面白さ」らしいことを聞く。ウィキ情報によれば、元スパイのイアン・フレミングが自身の経験を元にして冒険小説(スパイ小説?)を発表、それがボンドシリーズの第1作、今冬リメイクされる(というと語弊が生じるか)「カジノロワイヤル」だそうで。とまあ、ちょっとだけボンドシリーズに興味を持ち始めた私に、ぜひシリーズの最初から観て映画も観ようと番頭は意気揚々。うーん。思い返せばボンドの見てくれに嫌悪感抱いてたのは事実だしな、だってサミュエル・ホイ主演の「悪漢探偵」は好きじゃないの、よく考えないでもあれは香港映画版の007だよねなどと思う。どうしよう、年末にでも観てみる?その前に原作を読んでみるか。クリスティのスパイ小説すら苦手意識があるのに、それはちと無謀すぎるような感じがしなくもないし、そもそも英国っぽいヤツは性に合わないんじゃなかったっけか?以上、おフランスものは好きなshioの戯言でした。
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